むくみと静脈瘤
2022.05.11更新
こんにちは
まちだ駅前鍼灸院整骨院の高田です‼
皆さんはむくみと聞くと何を思い浮かべますか?
足がだるい・靴下やストッキングがきつくなる・足がつってしまうなど色んな症状を思い浮かべると思います。
そんなむくみをそのままにしておくと後で後悔してしまいますよ!
そこで、今回はむくみから起こる「下肢静脈瘤」について話していきます。
まず足のむくみ、疲れ、夜中のこむら返りの原因で多いのは、足の静脈の血行不良です。
立ちっぱなしや座りっぱなしで動かない時間が長ければ長いほど、足の血行が悪くなります
すると、余計な水分が血管から染みだし、周囲の細胞の新陳代謝を悪くして、足の疲れ、だるさ、むくみ、夜中のこむら返りにつながります。
足の静脈の血行不良の状態を放置すると、やがて静脈が変形し浮き出てしまう「下肢静脈瘤」という病気に進行する場合があります。
脚の静脈は心臓に向かって血液を戻すため、下図のように重力に逆らい、下から上へと血液を送ります。
このとき、血液が下の方に逆流するのを防いでいるのが、静脈の中にある「静脈弁」です。
この静脈弁が色々な原因(血管の圧迫・ムクミ・妊娠・運動不足など)で弱くなりうまく閉まらなくなり、静脈の中に逆流した血液が静脈を押し広げ、血管を変形させてしまいます。これが下肢静脈瘤です。
下肢静脈瘤は運動不足以外にも姿勢の悪さや食生活の乱れなども原因になります。
しかし、裏を返せば姿勢を気にしたり運動をしっかり行う事で下肢静脈瘤の発症リスクを減らす事が出来るという事です。
予防運動として重要なのは腓腹筋・ふくらはぎをしっかり動かす事です!
ふくらはぎは第二の心臓と言われ、下肢に流れてきた血液を心臓に送り返すポンプの働きをします。
簡単なふくらはぎ運動は下のモノがあります
この運動で重要なのは
①ふくらはぎに力が入っている事
②背筋をまっすぐにして行う
③焦らずゆっくり行う
④運動前後にしっかりストレッチ
一日3分を空いた時間に5回ほどやりましょう
雨の日外でウォーキングが出来ない時などにもオススメです
むくみなどを甘く見ると若い方でも下肢静脈瘤は発症します。
この先まだまだおしゃれで足を出す予定のある方はご注意下さい‼
むくみや姿勢を一人で改善していくのは大変だと思います
少しでも皆さんのお力になりますのでご自分の身体に不調を感じるか方は是非当院にご来院下さい‼
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